拘置所・刑務所

【極悪】絶対に入りたくない世界の危険な刑務所トップ10

こんにちは、トドちゃんです!

犯罪を犯して逮捕されると収容されることになる刑務所。

自分が犯した罪を償うために最近では刑務所の方が寝る場所もあるし食事も出るからと、あえて犯罪をおかす者も増えてきています。

この記事では、日本人の常識では考えられない、囚人に対する待遇があまりにも非人道的で残酷な、世界の危険な刑務所を紹介していきます。

絶対に入りたくない危険な刑務所

ラ・モデロ刑務所:コロンビア

ラ・モデロ刑務所@コロンビア

2000年4月に囚人の暴動が発生した、コロンビアのラ・モデロ刑務所

世界一のコカイン生産国として知られるコロンビアの刑務所では、麻薬関連の犯罪でつかまった囚人が数多く収容されています。

麻薬中毒者も多数収容されているので、囚人同士での争いも絶えません。

さらに2016年には、刑務所の配管の中から100人以上のバラバラにされた遺体が発見されました。

この遺体は行方不明になっている囚人と考えられており、刑務官らが囚人を殺して死体遺棄をしていたという疑いがあります。

マウラ刑務所:マラウイ共和国

アフリカ大陸南東部に位置するマラウイ共和国は、国そのものが貧しく、HIVの感染者と死亡者の多さで知られています。

そんなマラウイ共和国にあるマウラ刑務所は、わずか60㎡の土地に200名もの囚人がひしめき合っているという過密状態が問題視されています。

ギタラマ刑務所:ルワンダ

ルワンダのギタラマ刑務所は、もともと400名の囚人を収監するために作られた刑務所です。

しかし、現在では7,000名をこえる受刑者が収監されています。

ここに閉じ込められた囚人たちは、1994年に80万人近くのツチ族を殺害した「ルワンダ虐殺」に関わった殺人犯です。

一人当たり畳1/4のスペースも無いため、監獄の中で横になることはもちろん、座ることもできず、立ったままの生活を強いられて、睡眠をとるにも互いの体を折り重ねなければならなかったりします。

また、国境なき医師団の報告によれば、囚人の8人に1人が収監されて9ヶ月以内に命を落としていると言われています。

囚人はお風呂も入れない衛生環境の悪さの中、土足で歩き周るため、足にばい菌が入りやすく、囚人の40%以上が足に壊疽を起こしているのが実情です。

ADXフローレンス刑務所:アメリカ

厳重な警備で有名なアルカトラズ刑務所は聞いたことがある方も多いと思います。

そのアルカトラズと同レベルのセキュリティで脱獄不可能な「ADXフォローレンス・スーパーマックス刑務所」は、アメリカでも一番の凶悪犯たちが集められています。

この施設には500名ほどの囚人しかおらず、自然光が入らない、身動きがやっと取れるほどのせまい部屋で、一日のうちの23時間を過ごさなければなりません。

そんな空間での生活だけでも精神的に参ってしまう上、看守によるイジメも加わり、自殺をする囚人の数は計り知れません。

サンテ刑務所:フランス、パリ

サンテ刑務所@フランス、パリ
中央の建物がサンテ刑務所

サンテ刑務所は、フランス、パリの14区にあるアゴラ大通りの南沿い、モンパルナス墓地やパリ天文台からもほど近い場所にある刑務所です。

日本でも「パリ人肉事件」で知られる佐川一政が日本に送還される前に収監されていたことで知られています。

あまりにも劣悪な環境のため、1999年~2003年の4年間で200人をこえる囚人が自殺しました。

囚人たちの間では強者が弱者を奴隷化して虐待し、また刑務所職員による性的暴行が日常的に行われていました。

衛生環境も極めて悪く、週に2回しか入浴を許されないことと、湿度の高さと空調の悪さから皮ふ病を発した囚人も多数います。

また粗暴な囚人は密閉された独房に押し込まれ、そこで催涙ガスを浴びせられることもあったと言います。

2000年に、刑務所内で医師として働いていた女医が書いた暴露本が出版され、フランス国内で社会問題となり2014年以降は建物の改修のため、一時的に刑務所は閉鎖されることになりました。

モンテンルパ刑務所:フィリピン

モンテンルパ刑務所

フィリピンの首都マニラにあるモンテンルパ刑務所は、1940年に開設されました。

第二次世界大戦後には日本人戦犯が収容されており、その内の17名が処刑されたことで知られています。

モンテンルパ刑務所は、常時2万人を超える囚人が収容されていると言われるフィリピン最大の刑務所で、刑務所内では看守以上にプリズンギャングが力を持っています。

ライカーズ島:アメリカ、ニューヨーク州

ライカーズ島

ライカーズ島の施設には現在7,000人ほどの受刑者が収容されています。

2026年までに閉鎖されることがNY市議会に承認されました。

ブラックドルフィン刑務所:ロシア

ロシアのブラックドルフィン刑務所には、約700人の極悪非道な囚人が収監されています。

囚人たちの殺人事件の件数を合わせると3,500件を越え、1人当たり平均5人の命を奪っているとも言われています。

ブラックドルフィン刑務所の職員によれば、唯一ここから逃げ出す方法があるとすれば、「死ぬこと」だけと言います。

耀徳強制収容所:北朝鮮

雪が積もる中、大きな桶を運ばされる収容者たち。高圧電線らしきものも張り巡らされています。

存在は知られているが実情は多くの謎に包まれている耀徳(ヨドク)強制収容所

ここでは推定では約5万人もの人が収容されていますが、ほとんどの人が「囚人」とは呼べない、無実の罪で収容されている人達がほとんどです。

中には、赤ちゃんを含む家族3世代で収監されており、家系全てが世間から抹消されます。

人間として扱われることはなく、施設内の囚人同士での殺人も認められています。

バンクワン刑務所:タイ

バンクワン刑務所@タイ

タイのノンタブリー県にあるバンクワン刑務所は、重罪受刑者のみ4,500人が収監されている、タイで最も有名かつ危険な刑務所です。

バンクワン刑務所内には処刑場もあり、2002年までは刑務所内の処刑場で銃殺刑も執行されていました。

バンクワン刑務所では、自分が生活するためのお金は刑務所内の労働で稼ぐ必要があります。

ほとんどの囚人が死刑か終身刑を言い渡されているバンクワン刑務所では、入所後3ヶ月間は、足かせを付けられ、食事は一日一食のみ。

プライバシーは一切なく、トイレにはドアもありません。

また、刑務官による虐待や、囚人同士の争いに刃物が登場するのも日常茶飯事で、これらのトラブルを回避するためにもお金が必要となります。

まとめ

いかがでしたか?

地獄と表現した方がしっくりくるほどの劣悪な刑務所でしたね。

ではまた!