こんにちは、トドちゃんです!
日本では赤くて四角い形でおなじみの郵便ポスト。
実は、海外では全然色や形がちがいます。
この記事では世界のユニークな郵便ポストを写真付きで紹介していきます!
世界のユニークな郵便ポスト
スペイン

スペインの郵便ポストは黄色です。
スペインでは街中にある郵便ポストはもちろん、郵便局のトラックやバイクも黄色一色です。
スペインの郵便事情は日本に比べて信頼性が低めで、最近は少し改善されているようですが、送ったはずなのになかなか届かないということもあり得るので、大事な手紙なら郵便局の窓口が確実で安心です。
アメリカ

映画のスターウォーズ公開30周年記念のプロモーションのひとつとして、全米で約28万個設置されているCollection Box(ポスト)のうち、アメリカの200都市•400個のポストを一時的にR2-D2型のポストに置き換えるというキャンペーンがありました。
どこに設置されたかのアナウンスは一切なく、見かけた人はラッキー!という感じです。
ロシア

ロシアのポストは青色がイメージカラーです。
驚くことに、ロシアでは約70円で世界各国に手紙が出せます。(普通郵便で20gまで)
ただし、郵便事情が良いとは言えないので、大切なものはEMSなどを利用した方がよさそうです。
バチカン市国

バチカン市国(Stato della Città del Vaticano)は世界で一番小さい独立国として有名な国です。
その広さはなんとディズニーランドよりも小さいんですよ!
そんなバチカン市国の郵便ポストは黄色に白文字です。
シンプルで機能的なデザインが非常にバチカンらしいです。
オランダ

色はオランダのナショナルカラーであるオレンジ色です。
デザイン自体はそこまで変わっているわけではないですが、ユニークなのは設置場所です。
オランダは世界平均身長が高い国で、男性184cm、女性は171cmもあります。
そのため投函口がかなり高く、だいたい150cmくらいの設定となっています。
カナダ

カナダの郵便ポストは、最近デザインの変更があり、赤色にポスタルコード(数字とアルファベットを組み合わせた郵便番号)をあしらったお洒落なデザインとなりました。
2010年のバンクーバーオリンピックの時からこのデザインになったようです。

このようにクリスマスシーズンにはポストをラッピングしてクリスマス感を演出したりもしてましたが、今はカナダ郵便局の累積赤字のためやっていません。
がんばれ、カナダ郵便局!
ドイツ

ドイツの郵便ポストの色は黄色でホルンのマークがシンボルです。
その昔、城壁や門の多い中世ヨーロッパでは、配達の合図としてこのホルンを鳴らしたそうです。
ドイツはエコの国なので、車ではなく自転車で手紙を配るんですよ。
配達員は大きなカゴがついた自転車で集配しています。
日本(和歌山県)

ギネスブックに「世界一深いところにあるポスト」として認定されている、和歌山県すさみ市にある郵便ポストです。
地元のダイビングショップが郵便局から委託を受けて管理しているので、実際に手紙を投函することが可能となっています。
台湾

台湾では、郵便ポストは必ず赤と緑の2個セットで置いてあります。
これは日本でひとつのポストにふたつ入れるところがあるのと同じように、国内便と国際便を分けているそうです。
日本統治時代の赤と、中国大陸から渡ってきた緑とを両方取り入れたことによる色のちがいです。
写真のポストは2015年に到来した台風13号の影響で傾いてしまった「腰の曲がったポスト」です。
台風に耐えたポストとして使い続けることが決まっているので、郵便物もきちんと送ることができます。
ハンガリー

ハンガリーのポストには赤くて、ヨーロッパの多くの国で郵便局やポストのマークに使用されているラッパのエンブレムがついています。
ちなみに、ハンガリーではポストの回収率が悪く、2週間に1回とかの集荷なので、現地の人はポストは使わずに直接郵便局に行って手紙を出します。(ポストの意味w)
でもオシャレなんでいいんでしょう!
エジプト
まとめ
いかがでしたか?
世界各国でさまざまな色や形の郵便ポストがあっておもしろいですね。
郵便ポストの色で一番多いのは赤色で、日本をはじめカナダやイギリスなどがそうです。
続いて多いのが、スペインやドイツの黄色です。
その他ではアメリカの青や中国の緑、などがあります。
風景になじんでいて見落としがちな郵便ポストですが、海外に旅行に行くことがあれば、少し目をこらして見てみるとおもしろいですよ。
ではまた!