こんにちは、トドちゃんです!
人類の飽くなき探究心は、未知なる宇宙に挑んできましたが、宇宙はまだまだ不思議と謎と魅力に満ちあふれています。
この記事では、地球上の常識とはまるでちがう宇宙に関する雑学を紹介します!
- 宇宙に関する雑学
- 宇宙にある恒星の数は地球の砂粒の数より多い
- 宇宙空間は光より早く膨張している
- 宇宙を満たす物質の95%について何もわかっていない
- 宇宙の本当の広さは誰もわからない
- 宇宙はいくつもあるかもしれない
- 最も完璧な球体に近いのは「太陽」
- 太陽は毎秒60億kgずつやせている
- あまりに重すぎる「中性子星」
- かつて月は2つあったかもしれない
- 遠くない未来、ベテルギウスが消えるかもしれない
- 太陽が2つになるかもしれない
- 土星は水に浮く
- 厚さ0.1mmの紙を100回折ると宇宙の果てに届く
- 奇跡の惑星・地球
- ダイヤでできた星がある
- 宇宙人誘拐保険というものがある
- 金星には硫酸の雨が降っている
- ウルトラマンの故郷・M78星雲は実在する
- 宇宙に放り出されたら90秒で死ぬ
- 太陽の中心は驚愕の温度
- 焼きそば「U.F.O.」は宇宙食として認定されている
- まとめ
宇宙に関する雑学
宇宙にある恒星の数は地球の砂粒の数より多い

私たちの太陽系は「天の川銀河」という銀河に属しており、この天の川銀河の中には2500億個もの恒星が含まれていることがわかっています。
観測可能な宇宙には、天の川銀河のように数億もの恒星が集まった銀河が、兆単位であると考えられています。
もちろんそれら一つ一つに惑星があり、もっと小さい小惑星があったりします。
宇宙のスゴさがよくわかりますね。
宇宙空間は光より早く膨張している

宇宙は現時点ですでにはてしなく広い上に、さらに光よりも速い速度で膨張していることがわかっています。
ちなみに光は1秒間で30万キロ(地球を7周半)の距離を進みます。
しかも膨張速度は徐々に加速していることまで判明しています。
宇宙を満たす物質の95%について何もわかっていない

宇宙にある全質量のうち、何かわかっているものは5%にも満たないと考えられています。
残りの95%のうち約27%がダークマター、68%がダークエネルギーと考えられています。
これはどちらも人間にとっては未知の物質ですが、これまで宇宙を観測してきた結果から推察すると無いとおかしい、そんな不思議なものです。
宇宙の本当の広さは誰もわからない
宇宙は光を超える速度で加速膨張しています。
観測可能な宇宙の広さは、現在で直径930億光年と考えられています。
1光年は秒速30万キロの光が1年かけて進む距離で、kmで言うと9兆5000億kmにもなります。
それの930億倍という途方もない広さですね!
ですが、観測不可能な宇宙を含めた全宇宙の大きさは、観測可能な宇宙とは比較にならないほど巨大であるという意見もあります。
宇宙はいくつもあるかもしれない

全体の大きさを知ることすらできないほど果てしない宇宙が、なんと無限に存在している可能性があります。
当然観測も何もできない領域の話なので正確なことは全くわかりませんが、このように宇宙が無限にあると考える理論を多元宇宙論と呼んでいます。
多元宇宙論では、無限に存在する宇宙の集合をマルチバースと呼んでいて、それぞれの宇宙では別の物理法則が成り立っているとも言われています。
宇宙が無限に存在するということは、どこかには私たちの宇宙と全く同じ歴史を歩んできた宇宙も存在するかもしれない、ということです。
俗にいうパラレルワールドですね。
最も完璧な球体に近いのは「太陽」

自然界には完全な球体は存在しないと言われています。
現在わかっている中で最も完璧に近い球体は「太陽」だそうです。
直径140万キロでありながら、中心から極と赤道の距離の差が数キロしかありません。
ちなみに地球は21キロの差があります。
太陽は毎秒60億kgずつやせている

太陽の質量は毎秒60億kgも減り続けています。
これだけの質量を失いながらも、太陽の質量は10年で10兆分の1減少するだけです。
あまりに重すぎる「中性子星」

中性子星は太陽質量の8〜30倍程度の恒星が、その生涯を終えた時に生まれます。
その星は、スプーン1杯で10億トンの重さになるほどのとてつもない密度を誇ります。
表面重力は地球の2000億倍にも達し、さらに表面温度は1000万℃にもなり、非常に過酷を極める環境です。
かつて月は2つあったかもしれない

地球から見て月の裏側は、表側と比べて地形の起伏が激しくなっています。
これは長らく謎とされていましたが、昔、地球には月より小さいもう一つの衛星が存在し、それが月の裏側と衝突したとするとこの謎を上手く説明できるといいます。
遠くない未来、ベテルギウスが消えるかもしれない

冬の大三角形を作る星の一つであるベテルギウスは、太陽に比べて約1,000倍の直径と10万倍の明るさを持ち、将来的に新星爆発を起こす可能性が最も高い星です。
すでに超巨大な赤い膨張とその外側の層の断片の流出が始まっています。
太陽が2つになるかもしれない

上で紹介したベテルギウスが爆発すると、昼間でも輝いて見えるほど明るくなります。
その明るさは、大体満月の100倍となり、その状態が6週間続きます。
つまり、1ヶ月半ほどの間、地球の一区画に「白夜」が訪れるということです。
土星は水に浮く

土星は太陽系惑星の中で最もスカスカで、平均密度は水よりも低い0.68g/㎤です。
よって、土星がまるまる入る超巨大な海があったとすると、土星は浮くのです。
厚さ0.1mmの紙を100回折ると宇宙の果てに届く

25回・・・富士山の標高(3776m)とほぼ同等。
42回・・・月に届く(約38万km)
51回・・・太陽まで届く(約1億5000万km)
67回・・・1光年(約10兆km)を突破
100回・・・ついに宇宙の果てに届く
奇跡の惑星・地球

地球が生まれる確率は、バラバラに分解した時計の部品を50mプールに入れ、プールの水をかき回し、水の流れだけで時計が組み上がる確率と同じぐらいだそうです。
まさに奇跡としか言いようがありませんね。
ダイヤでできた星がある

地球から40光年彼方に、地球の5倍の大きさのダイヤでできた「BPM37093」という星があります。
惑星の密度から酸素や炭素でできていると考えられ、この大きさの惑星だと、炭素は結晶化してダイヤモンドになっている考えられています。
宇宙人誘拐保険というものがある

アメリカには宇宙人に悪さをされたときに備えた保険が存在します。
補償内容は幅広く、宇宙人に誘拐されたとき、宇宙人に妊娠させられた時、なんと宇宙人に食べられた時まで補償範囲に含まれているそうです。
数万人の加入者がいるようですが、宇宙人に食べられたことなどを加入者が証明しないといけないので、補償を受けるのはちょっとムズカシイんじゃないかな?と思います。
金星には硫酸の雨が降っている

昼間でも肉眼で見えることがあるため「一番星」とも呼ばれる金星ですが、直径や質量、内部構造も地球に似ていることから「地球の双子星」と比喩されることもあります。
そんな金星ですがその環境は熾烈を極めており、温度はなんと460℃前後で、大気中には濃硫酸の粒でできた雲が広がっており、この雲から硫酸の雨が降り続けています。
少なくとも地球上の生物が気合や根性で生きられる環境ではありませんね。
ウルトラマンの故郷・M78星雲は実在する

ウルトラマンの生まれ故郷として知られている「M78星雲」は架空の天体ではなく、オリオン座に実在する散光星雲です。
M78星雲は地球から1600光年離れた位置にあり、明るさは8.3等級です。光の国と言うほど明るいわけではないので、肉眼で観察することはできません。
(人間の目で見える限界の暗い星が6等級です)
宇宙に放り出されたら90秒で死ぬ

宇宙服を着用しない状態で宇宙空間に飛び出した場合、およそ90秒間で人間は死んでしまいます。
宇宙の気圧は低いため、肺の中の空気が大きく膨れ上がり、そのほとんどが体の外に出てしまうことにより、窒息死してしまうのです。
宇宙で窒息した遺体は、穏やかに沸騰しながら凍りついていき、やがてミイラになると言われています。
太陽の中心は驚愕の温度

太陽の中心は1600万℃にもなります。
これがどれくらいすごいかと言うと、1600万℃のピンを1本地球上に置いただけで、ピンを中心とする半径1000マイル(1600km)以上の生物が全滅するぐらいです。
焼きそば「U.F.O.」は宇宙食として認定されている

日清食品が発売しているカップ焼きそばの「U.F.O.」は2020年に宇宙食に認定されました。
もともと日清はJAXAと共同で宇宙食の開発をしていました。
宇宙食の「U.F.O.」は、普段我々が食べているものとは少しちがい、麺が飛び散らないように塊になっていたり、ソースも粘り気が強いものが使われていたりと、宇宙でも食べられるような工夫がされています。

まとめ
いかがでしたか?
宇宙についてほぼ何もわかっていないと冒頭で書きましたが、たった一種の生物がここまで把握していることがスゴいな、と僕は思いました。
ではまた!