こんにちは!
突然ですが「マンチー」という言葉をご存知ですか?大麻(マリファナ)の持つ効果の一つとして「空腹感」があります。
これが一般的に「マンチー」と呼ばれます。
この記事では「マンチー」とは何かについて詳しく解説していきます!
マンチーって何?
「マンチー」とは英語で「munches」といいます。
言葉の由来は諸説ありますが、「munch」という動詞があり、意味は「むしゃむしゃ食べる」ということから来ているという説が有力です。
そこから派生して、「マリファナ(大麻)を吸うと、食欲がわき、味覚が敏感になり食べる行為が止まらなくなること」を指すスラング英語として使われるようになりました。
マンチ、マンチー、マンチーズなどの呼ばれ方もされ、マリファナを吸ったときに生じる代表的な現象の1つでもあります。
マリファナ摂取でマンチーになるメカニズム

大麻の代表的な成分であり、日本では禁止されている成分THC。
THCは、精神活性作用があるだけではなく、マンチーの要因になります。
THCが脳内のカンナビノイド受容体に作用すると、グレリンというホルモンが分泌されます。
グレリンは、感情や痛み・味覚や嗅覚に働きかけるホルモンです。主な働きは以下の通りです。
- 食欲を刺激する
- 食事量の増加
- バランスの取れた脂肪蓄積の促進
これにより、実際の空腹とは無関係に空腹感を生み出します。
これは、疾患や化学療法中のために食欲不振に悩む患者にとっては最大の利点の1つでもあります。
嗜好品としての愛用者にとっては、体型維持には優しくないものの、この効果はとても楽しいものとなります。
マンチーの効果とは?
CBDの働き

CBDはCB1受容体との相互作用によって空腹感を引き起こすことがわかっています。
CB1受容体は、嗅覚からの直接入力を受ける脳の領域である、嗅覚皮質に影響を与えます。
2014年に行われたある研究によると、THCとの相互作用により、CB1受容体はカンナビノイドによって基本的に嗅覚系を操作し、一時的に嗅覚を高める物質を生成するために「利用」されるという結果が出ています。
THCの働き

2015年に行われた研究によると、THCが脳を「騙す」ことで、満腹の信号を出すプロオピオメラノコルチン(POMC)ニューロンを活性化し、体が食べ物を必要としていると思わせることがわかりました。
つまり、THCの影響下では、空腹信号をオフにすることができず、空腹の信号を脳に直接送ってしまうということです。
マンチーの時におすすめの食べ物
マンチーになると、食べ物が美味しく食べられることもあり、医療目的の使用だけでなく、娯楽目的で大麻(マリファナ)を使用する人にとっても嬉しい効果があります。
次は、マンチー状態の時にオススメの食べ物を紹介していきます。
焼肉・しゃぶしゃぶ

マンチーになってがっつりと食べたい人には「肉」は欠かせない選択肢です。
食べ放題のレストランなどを選ぶと料金を気にせずに思い切りお肉を楽しめます。
ピザ

マンチーになると、味付けの濃い食べ物が食べたくなるため、食生活がジャンクフードばかりになってしまいがちです。
味の濃い食べ物の中で代表的な存在のピザは、チーズの濃厚さにペパロニの香ばしさとタバスコのアクセントも加わり、マンチー状態でがっつきたいものの一つです。
スナック・お菓子

家でまったりとマンチー状態を楽しみたいなら、映画を見ながらお気に入りのスナックを食べることをおすすめします。
ポテトチップスやビスケット、グミなどをいつもよりも多めに購入しておいて間違いはないでしょう!
マンチー状態でお菓子を食べると、次々と口に運んでしまい、すぐお菓子がなくなってしまいます。
スイーツ

マンチー状態で食べるもので人気があるのは「スイーツ」です。大麻(マリファナ)と甘いものは最高のパートナーとして、多くの方に素晴らしい体験を提供しています。
チョコレートやショートケーキ、シュークリームやプリンなど、普段でも美味しいスイーツは、マンチー状態だといつもよりもさらに甘みが感じられ、幸せの雰囲気に包まれるでしょう。
まとめ
今回は大麻(マリファナ)の吸引時のマンチーと言われる状態について紹介しました!
日本では大麻の栽培、所持などが規制されているのでこのような状態を日本国内では感じたり見たりすることはできませんが、大麻が合法化されている国ではよく聞く話です。
また、このマンチーと言われるものは言い換えれば食欲増進の効果は医療にも応用でき、多くの人の助けにもなっていると言えますね。
ではまた!