薬物・マリファナ

【聞きにくい】マリファナの基礎知識を徹底解説!

こんにちは、トドちゃんです!

ほとんどの日本人にとって、マリファナはそれほど身近な存在ではありません。

テレビなどでよく耳にするマリファナについての情報がネガティブなだけに、「マリファナって何なの?」という疑問を掘り下げることはしにくいですよね。

この記事ではそんなアナタの疑問に答えるべく、マリファナの基礎知識を紹介していきます!

日本では大麻を使用することは、法律で禁止されています。この記事の内容は、大麻の使用を幇助するものではありません。

そもそも大麻ってどんなもの?

「大麻」と「マリファナ」という言葉はよく同じ意味で使われますが、まったく同じ意味というわけではありません。

「大麻」とは、大麻草に由来するすべての植物のことを指します。

「大麻」の植物には約540種類の化学物質が含まれていますが、その内「マリファナ」とは、テトラヒドロカンナビノール(THC)を含有する植物のことを指します。

このTHCが、マリファナが人の精神状態に影響を及ぼす原因物質です。

大麻植物の中にはTHCをほとんどものがあり、含まないアメリカの法律では、これらの植物はマリファナではなく「工業用大麻」とされています。

マリファナになるのはどの部分?

日本では、大麻草の種子と茎は違法対象ではありません。

逆に、種子と茎以外の花や葉は違法であり、マリファナの原料となります。

ほとんどのマリファナは、花冠(かかん)と呼ばれる花弁の部分を乾燥させて細かく刻んだものを指します。

海外のコーヒーショップで売られているくすんだ緑のコケのようなものは大体コレです。

マリファナの成分は?

大麻は葉っぱの部分を吸うものだと思っている人が結構いるようです。

もちろん葉っぱを吸うこともできますが、大麻の葉っぱにはTHCは含まれていません

先ほども書いた通り、THCとは、巷でいうブリブリになる成分のことです。

大麻を吸引してブリブリになるには、THCが含まれている大麻の花を吸う必要があります。

吸うのは、雌花のめしべ「バッズ」と呼ばれる部分です。

このめしべから出る樹脂にTHCが多く含まれています。

マリファナの品種

マリファナの種類は大きく分けると「サティバ」「インディカ」「ハイブリッド」の3種類に分類されます。

①サティバ

サティバとは「カンナビス•サティバ」と言い、東南アジアや中南米などの暖かい地域で栽培されています。

インディカ種よりも背が高く、成長にも比較的時間がかかります。

爽快感を感じたり、エネルギッシュな気持ちになったりという効果が感じられます。

このようなキマリ方を「ヘッドハイ」という表現することが多いです。

②インディカ

インディカとは「カンナビス•インディカ」と言い、アフガニスタン•パキスタン•チベットなどの中東•中央アジアが主な原産国です。

サティバ種よりも背が低く、成長が早いです。

体が沈み込むような深いリラックス効果をもたらすのが特徴です。

国や州によっては不眠症の改善に役立つと考えられています。

③ハイブリッド

ハイブリッドとは、サティバとインディカの特徴を併せ持つ品種です。

よりバランスの取れた効果を発揮するよう工夫して育てられたものというわけです。

農場や温室でサティバとインディカの系統を組み合わせて栽培し、見た目は親株とする種類の組み合わせによって異なります。

ハイブリッド種の大麻はTHCの濃度を増やすために栽培されることが多く、嗜好品としての特性が強いです。

マリファナってどうやって吸うの?

マリファナの吸引方法はいろいろありますが、ニュースなどで「マリファナを吸う」という表現をよく耳にする通り、タバコのような吸い方をするケースが一般的です。

①ジョイント

ジョイントは簡単に言うと、マリファナを紙で巻いてタバコ型にして吸うものです。

たぶんこれがもっともポピュラーなマリファナ吸引方法です。

ジョイントに使われる紙の原料は麻や竹が多く、白か半透明のものがほとんどです。

そこにクラッチローチと呼ばれる紙のフィルターを付けることで、安定した形を保つことができます。

②ブラント•ブランツ

ジョイントと同じくタバコスタイルですが、ジョイントとちがって、巻き紙に葉巻の紙であるタバコ葉を使うのがブラントです。

見た目は細めのシガーのようです。

ブラントの場合、紙の色が茶色であることと、紙そのものにタバコの味とニコチンが含まれていることから「マリファナもタバコもどちらも楽しみたい!」というユーザーに好まれています。

また、ブラントの紙はジョイント用のペーパーよりも大きいので巻きやすいし多めのマリファナでも包みやすいというメリットがあります。

③スプリフ•スプリフス

スプリフはジョイントと同じように見えますが、中身はタバコとマリファナを混ぜて巻いたもののことを指します。

アメリカ以外、特にヨーロッパで人気が高い巻き方です。

好みのシャグと混ぜて吸うことができるため、若者に好まれます。

④パイプで吸う

マリファナをパイプで吸うことの大きな特徴は「簡単さ」です。

吸うたびに巻く必要がないので、上手に巻けない不器用な人にも人気があります。

また、吸入するマリファナの量を加減することもできます。

マリファナを吸ったらどうなる?

マリファナについては、まだあまり多くの科学的研究が進んでいません。

特に、長期的にマリファナを使用した例を追いかける研究はほとんどありません。

快感

いわゆる「ハイ」になります。

リラックスした感じや幸せな気分、眠気、色がよりはっきり見える、音楽が心地よく聞こえるといった状態です。

不快感

マリファナを使用すると10人に1人は、混乱•幻覚•不安•妄想などの不快な経験をします。

日本におけるマリファナ

ここまで大麻の種類や効果などについて解説してきましたが、大麻(マリファナ)は違法なので使うことができません。

大麻取締法によって規制されています。

最近では、同じカンナビノイドでありながら、精神活性作用がない成分「CBD」と呼ばれるものが非常に人気があります。こちらは依存性や中毒性もなく、日本でも合法です。

マリファナは日本で使用することができませんので、興味がある方はCBD製品を使ってみるといいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

世界ではマリファナ容認の方向へと風が吹いていますが、日本では変わらず違法薬物としての位置付けです。

つまり、「マリファナに手を出す=逮捕と隣り合わせ」ということをしっかりと考えておきましょう。

繰り返しますが、日本では違法、やってはダメです。

マリファナについての探求は、あくまでも知識の一つに留めておいてくださいね。

ではまた!