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【五代目國粹会】来歴・系譜・施設・組織図まとめ/日本ヤクザ・暴力団(2022年10月更新)

概要【五代目國粹会】

五代目國粹会(こくすいかい)は東京都台東区千束4-3-1桜栄に本部を置く右翼系の歴史を持つ博徒系暴力団で、指定暴力団・六代目山口組の二次団体。かつては関東二十日会に加盟をし、独立した指定暴力団であったが、2005年に山口組の二次団体となった。

代紋

主な施設【五代目國粹会】

  • 四代目本家:東京都台東区橋場2-21-14

略歴【五代目國粹会】

大日本国粹会

  • 1919年10月10日、原敬内閣の内務大臣・床次竹二郎(立憲政友会)は、全国的な右翼団体を創設するべく、政友会の米田穣代議士をまとめ役として博徒等関西壮士の大親分36人を東京に呼び寄せて会合を開いた。
  • 1919年11月、西村猪三郎の提唱により、関東側は河合組・河合徳三郎、上州家・梅津勘兵衛、住吉一家・倉持直吉、生井一家・青山広吉、土支田一家・篠信太郎、中安信三郎が中心となり、床次竹二郎内務大臣を世話役に、在野右翼の重鎮とみなされていた頭山満を顧問に迎えて「大日本国粋会」が結成された。
  • 創立された「大日本国粋会」は、博徒や土建業者系の壮士たちによる全国的な右翼団体であり、超党派的純国家主義思想団体として、皇室中心主義、アジア主義等や伝統の任侠道を根本信条として行動することを原則とした。総裁には伯爵大木遠吉、会長は村野常右衛門、理事長は中安信三郎が務め、会員数60万と称した。
  • 1921年、河合徳三郎は大日本国粋会を脱会し、立憲民政党の後ろ盾のもとに、大和民労会結成した。大和民労会の結成式は、浅草・伝法院で行われ、約5000人が集まった。大和民労会の中心メンバーは、土建業系博徒の関根組組長・関根賢、高橋組組長・高橋金次郎、のちの小千鳥組組長・城迫正一であった。それぞれが、浅草、吉原、向島、下谷を地盤としていた。
  • 1922年、大日本国粋会は関東勢と関西勢に分裂した。
  • 1922年8月、関東勢が「大日本国粋会関東本部」を設立した。
  • 1922年暮れ頃、大日本国粋会・田甫一家・青沼辰三郎が浅草区千束町で年忘れの賭場を開帳。大和民労会・高橋組の木村は、青沼辰三郎の賭場に乗り込み、青沼を罵倒した。青沼辰三郎たちは、木村を賭場の外に連れ出し暴行を加えた。これをきっかけに大和民労会と大日本国粋会の抗争事件が勃発する。
  • 1925年、大和民労会と大日本国粋会は、抗争事件を起こし、両者合わせて160人が検挙された。
  • 1926年5月12日、金沢市における本部支部長会議の挨拶で村野会長が鶴見騒擾事件に触れ、「任侠義気の精神によるもので、善道すれば現代に応用でき、国家が元気になる」とし、「むしろあんな党派の出現を防止するために起こっているようなもの」と大日本国粋会がヨーロッパのファシズムに反対するものであることを訴えた。
  • 1927年10月、東京市麹町区(現在の千代田区)下二番町へと総本部を移設。
  • 1929年、鈴木喜三郎が総裁となり、野村会長の没後は高橋光威が会長に推されたが、中安理事長が会長となった。関東大震災時には総本部を京都に移し、関東本部と対立する内紛となった。
  • 1930年、大日本国粋会関東本部は「関東國粋会」と改称、また友好団体を集め、「大日本國粋聯合会」を結成した。一方、関西勢は分裂後、「大日本国粋会総本部」と名乗った。
  • 1945年、太平洋戦争終結後にGHQにより他の右翼団体と共に解散させられた。

日本国粋会初代

  • 1958年7月、生井一家総長・森田政治、落合一家総長・高橋岩太郎らが「日本国粋会」を結成。同日、高輪プリンスホテルで、生井一家、落合一家、幸平一家、田甫一家、小金井一家、佃政一家、信州斉藤一家、金町一家、伊勢紙谷一家、義人党や佐郷屋嘉昭、松本良勝、辻宣夫、防衛政務次官・辻寛一ら400名が出席し、「日本国粋会創立記念式典」が行われた。
  • 初期の代表者は理事長職であり、青沼辰三郎(田甫一家五代目総長)、荻島峯五郎(前川一家六代目総長)、佐藤芳行(金町一家五代目総長)が理事長に就任した。その後、森田政治(生井一家九代目総長)が会長に就任した。
  • 1965年、頂上作戦により「日本国粋会」は解散した。

日本国粋会二代目

  • 1960年代、旧日本国粋会の各団体は新たな連合組織として、「国粋睦」を結成した。東京斉藤一家六代目・山田政雄が会長に就任。
  • 1969年4月、国粋睦から有力組織の小金井一家、中杉一家、辺見一家が脱退し、「二卒会」を結成した。
  • 1969年、国粋睦は組織名を「日本国粋会」に戻し、引き続き山田政雄が会長に就いた。

日本国粋会三代目

  • 1978年、吉田川一家三代目総長・木村清吉が三代目会長に就いた。

國粹会四代目

  • 1991年、金町一家七代目総長・工藤和義が四代目会長に就任、「日本国粋会」から「國粹会」に改称した。
  • 1993年3月、國粹会は稲川会と親戚関係を結んだ。
  • 1994年4月、國粹会は住吉会と親戚関係を結んだ。
  • 2000年5月3日、國粹会は暴対法に基づく指定暴力団に指定された。
  • 2001年、工藤和義は、國粹会の組織形態これまでの連合から、会長と各団体の長との間に盃を交わし、直参制に変更する組織改革を行おうとした。
  • これに対し、生井一家、佃繁会、落合一家が反発して國粹会を脱会。國粹会と抗争状態に入った。
  • 2003年、脱退した3組織トップの引退と引き換えに、3組織は國粹会に戻り、抗争は終結した。
  • 2005年、工藤和義が六代目山口組組長・司忍の舎弟となり、最高顧問として六代目山口組に加入し、「四代目國粹会」となった。これは「日本のヤクザ地図を塗り替える」とまで言われた出来事であった。
  • 2007年2月、住吉会・住吉一家小林会と抗争事件を起こした。
  • 2007年2月、工藤和義が自宅で遺体となって発見、自殺として処理された。

五代目國粹会

  • 2007年3月5日、六代目信州斉藤一家総長・藤井英治が跡目を継承する。
  • 2007年4月19日、長野県諏訪市の信州斉藤一家本部事務所で継承式が執り行われた。
  • 2011年10月、國粹会傘下の落合一家と金町一家が落合金町連合として六代目山口組の直参に内部昇格した。

系譜【五代目國粹会】

  • 理事長:青沼辰三郎(田甫一家五代目総長)
  • 理事長:荻島峯五郎(前川一家六代目総長)
  • 理事長:佐藤芳行(金町一家五代目総長)
  • 初代:森田政治(生井一家八代目総長)
  • 二代目:山田政雄(斉藤一家六代目総長)
  • 三代目:木村清吉(吉田川一家三代目総長)
  • 四代目:工藤和義(六代目山口組最高顧問・金町一家七代目総長)
  • 五代目:藤井英治(六代目山口組若頭補佐・関東ブロック長・信州斉藤一家六代目総長)
六代目山口組組織図
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組織図【五代目國粹会】

会長

  • 会長:藤井英治(六代目山口組若頭補佐)

執行部

  • 若頭:橋本龍雄
  • 舎弟頭:杉本潔
  • 本部長:斉藤光明(十五代目寺谷一家総長)
  • 統括委員長:久保田光鶴(九代目信州斉藤一家総長)
  • 組織委員長:浦田雄一(八代目古河生井一家総長)
  • 若頭補佐:山澤徳浩(十五代目東京生井一家総長)
  • 若頭補佐:安藤和夫(十一代目前川一家総長)
  • 若頭補佐:関忠(二代目破傘一家総長)
  • 若頭補佐:立花良治(九代目田甫一家総長)
  • 若頭補佐:奥脇和裕(八代目吉田川一家総長)
  • 若頭補佐:百戸勉(初代幸島一家総長)
  • 若頭補佐:山本英之(初代山英一家総長)

幹部

  • 後藤和弘(九代目信州斉藤一家若頭・五代目藤井組組長)
  • 田代芳久(八代目古河生井一家若頭・四代目橋本組組長)
  • 島信一郎(九代目信州斉藤一家舎弟頭・島興業組長)
  • 松田成志(十一代目前川一家若頭・松田組組長)
  • 古屋誠(十五代目寺谷一家舎弟頭・古屋組組長)
  • 吉村幸雄(十五代目東京生井一家若頭・生仁興業組長)
  • 小根澤拓也(九代目信州斉藤一家本部長・和興業組長)
  • 木村昌倫(十一代目前川一家本部長・三代目杉本組組長)
  • 黒岩辰夫(九代目信州斉藤一家統括委員長)
  • 八木健次(二代目破傘一家舎弟頭)

舎弟

  • 能戸典明(十一代目前川一家最高顧問・能戸組組長)
  • 長浜豊治(十五代目寺谷一家副長・長浜組組長)
  • 関口正信(八代目古河生井一家最高顧問・関口総業組長)

風紀委員長

  • 清野淳一(十一代目前川一家舎弟頭・能戸組組長代行)

慶弔委員長

  • 宮崎隆史(十五代目寺谷一家若頭)

本部事務局長

  • 細川栄光(九代目田甫一家最高顧問)

会長付

  • 春山康治(十五代目東京生井一家舎弟頭)
  • 真田慎平(九代目信州斉藤一家若頭補佐・真田組組長)
  • 吉澤仁史(九代目信州斉藤一家若頭補佐・二代目藤広総業組長)

若中

  • 松沼秀輝(八代目古河生井一家本部長・二代目一龍会会長)
  • 柏谷龍輝(十五代目東京生井一家事務局長)
  • 関根博和(十五代目寺谷一家本部長)
  • 宮内剛
  • 鈴木博行(八代目吉田川一家若頭補佐)
  • 新見健作(九代目信州斉藤一家舎弟)
  • 水上健二(八代目古河生井一家舎弟頭・栗橋興業組長)
  • 斉藤伸一(八代目古河生井一家統括委員長・杉戸総業組長)
  • 吉田五郎(十五代目東京生井一家事務長)
  • 大塚達也
  • 星原光秀(九代目田甫一家本部長)
  • 能戸雄太(十一代目前川一家事務局長・能戸組若頭)
  • 浅井裕一(十一代目前川一家若頭補佐)
  • 滝誠(九代目信州斉藤一家相談役・滝総業組長)
  • 木村真英(初代幸島一家若頭・鬼心総業組長)
  • 関根透(二代目破傘一家若頭)
  • 根本憲一(十五代目東京生井一家本部長)
  • 中山竜一(八代目古河生井一家総長室室長・二代目浦田組組長)
  • 久重雄煇(十五代目東京生井一家統括委員長)
  • 金子孝明

本部付若中

  • 我妻宏之(二代目破傘一家本部長)
  • 松本博美(十五代目東京生井一家若頭補佐)

友好組織【五代目國粹会】

  • 関東親睦会
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