主な経緯【絆會】
- 2017年4月30日、神戸山口組のメンバーの一部が脱退し、任侠団体山口組を結成。同日、決意表明と称した結成式において、名目上の「組長」は置かず、神戸山口組の中核団体・山健組副組長・織田絆誠を代表とし、真鍋組組長・池田幸治を本部長とする組織構成を明らかにする。
- 2017年8月9日、旧字体である「俠」がニュースなどで正確に表記されず誤表記される事例が相次いだことから「任侠山口組」へと改名。
- 2020年1月12日、「任侠山口組」から「絆會」へと改称。
- 2020年2月17日、兵庫県公安委員会から指定暴力団に指定される。
- 2020年8月11日、絆會若頭で四代目真鍋組組長・池田幸治が、尼崎東署に解散届を提出。
- 2020年9月10日、絆會と池田組の会合で、正式に親戚関係を締結。
- 2020年9月29日、前日の28日に上伊那郡宮田村の飲食店駐車場で、絆會・四代目竹内組組長・宮下聡が、絆會若頭・金澤成樹に拳銃で腹部を撃たれた殺人未遂事件で、四代目竹内組事務所に、長野県警の捜査員約30人が家宅捜索に入った。
神戸山口組を脱退した池田組組長・池田孝志と、絆會・織田絆誠會長は懇意の間柄で、金澤成樹が宮下聡に拠点を岡山に移すことを指示。しかし実は四代目竹内組組長・宮下聡は絆會解散後、水面下で六代目山口組系・三代目弘道会への加入が決定しており、その詳細や事情を知らない絆會若頭・織田連合会長・金澤成樹が懸命に説得するも、四代目竹内組組長・宮下聡が拒否したことがきっかけとなり事件となったと見られている。 - 2020年10月5日、絆會若頭・織田連合会長・金澤成樹に逮捕状と指名手配が発令された。
- 2022年9月9日、二代目宅見組組長・入江禎の尽力により、池田組と神戸山口組が五分の親戚団体となる。これにより、池田組と運命共同体である絆會、神戸山口組の実質的な3派連合体が結成された。
- 2022年9月11日午後9時頃、長野市内の路上で絆會幹部の二代目清水組組長・道久誠が背後から棒のようなもので数回殴られ、全治2週間のケガを負った。
犯人は逃走し、逮捕されていない。 - 2022年9月12日、織田絆誠に向け、神戸山口組が放ったヒットマン・黒木龍己により射殺された織田絆誠のボディガード・楠本勇浩の五回目の命日に絆會最高幹部らの他、運命共同体である池田組から若頭・前谷祐一郎と若頭補佐・森安功、池田組と五分の親戚関係となった神戸山口組から本部長で五龍会会長・青木和重と若頭補佐で百八竜会会長・竹本均が現場に焼香に訪れ、供養を行った。

【神戸山口組】来歴・系譜・施設・組織図まとめ/日本ヤクザ・暴力団(2023年10月更新)
概要【神戸山口組】
神戸山口組(こうべやまぐちぐみ)は兵庫県神戸市中央区二宮町3-10-7に本部を置き、兵庫県神戸市北区鈴蘭台...