こんにちは、トドちゃんです!
映画やドラマ、マンガの中で、拳銃を片手に活躍するヒーローの姿を見たことありますよね。
でも、そんな彼らが使っている拳銃については「性能どころか名前も知らない!」という方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、映画やドラマなどでよく使われている拳銃について紹介していきます!
世界の名銃
コルトガバメント M1911

まず初めに紹介するのは、「コルトM1911なくして名銃は語れない」と言っても過言ではないほどの拳銃です。
コルトM1911が名銃たる所以は、今から100年以上も前に誕生した銃であるにもかかわらず、それから現代に至るまで基本的な設計を大きく変えることなく、今でも現役で使われている点です。
いかなる状況でも動作する信頼性がアメリカ軍に認められ、1911年から1985年までその地位を守り続け、民間での普及率もバツグンに高い銃です。
この銃が後世に生まれる数々の名銃の参考にされたことは間違い無いでしょう。
ベレッタ M92F

上で紹介したM1911の跡を継いだのが、このベレッタM92Fです。
9mmパラベラム弾を使用する拳銃としてアメリカ軍に採用されました。
世界で最も厳しい採用試験だと言われているアメリカ軍の銃採用試験に、他の追随を許さず最優秀でパスし続け、欠陥が発覚した際も迅速に対応、全世界の軍や法執行機関で採用されています。
映画『ダイハード』の主人公ジョン・マクレーンが愛用しているほか、ゲーム『コール・オブ・デューティー』などにも登場するので、知っている人は多いかもしれませんね。
ちなみにこの銃、アメリカ軍で採用されていますがイタリア製です。
ライセンス料や供給性、雇用などを考えれば自国の銃を採用するのが普通なのに、アメリカ軍に選ばれているのは、このベレッタM92Fがそれほど優れているからです。
グロッグ17

銃といえば金属製が定番でしたが、グロッグ17は、なんとプラスチック素材を多用し、バツグンの耐腐食性を持っています。
その耐腐食性は、海中や泥の中に数日浸けておいても容易に発砲できるほどだそう(!)で、つまりサビないということです。
グロッグ17は、主に、グロッグを産んだ国、オーストラリア軍や世界の法執行機関で使用されています。
グロッグの様々な後継機種が発売され、グロッグの成功を見た他社が、次々とプラスチック製の銃を作り出しました。
H&K MARK23

MARK23は、アメリカ特殊作戦軍の要求に応じてドイツの銃器メーカーH&K社(ヘッケラーコック社)が開発した自動式拳銃です。
MARK23のテストでは、
- 通常弾よりも火薬を増強し、破損の可能性が高くなるホットロード(強装弾)を3万発射撃するテスト
- 水深20mでの水圧テスト
- -54℃から73℃までの動作確認テスト
- 96時間の塩水噴霧テスト
- 砂塵および汚泥テスト
- 96時間の模擬波浪テスト
- 落下テスト
- 射撃精度テスト
など、まるで拷問のような非常に厳しい環境下で整備を行わないまま、最大で15000発、最低でも6000発の無故障射撃に成功しているそうです。
IMI デザートイーグル

「世界最強のハンドガンは?」という議論をしたなら、まず真っ先に挙げられるであろう拳銃は、このデザートイーグルでしょう。
拳銃弾としては、ケタ違いに大きい50口径(直径12.7ミリ)の弾丸を撃ち出し、威力はライフル並と言われています。
映画では、『マトリックス』や『ターミネーター』などで使用されています。
S&W M&P9 M2.0(MP9)

2009年にアメリカの麻薬取締局で採用されたことを皮切りに、どんどん各国で採用が決まっていきました。
ワルサー PPQ M2

PPQ M2は、P38以降鳴かず飛ばずだったワルサー社の拳銃を再び世に知らしめた銃です。
この銃は最新型なので、まだ世間にそこまで名前が浸透していませんが、とあるテストで驚くべき性能を見せたことで有名です。
そのテストでは、すでにアメリカ軍で採用されている新しい制式銃やMP9、最新型のグロッグなど、いくつもの優秀な銃が含まれていたにもかかわらず、信頼性や操作性などの扱いやすさで、なんと最優秀に輝きました。
つまり、現在アメリカ軍に採用されている銃を抜いてしまったということです。
台湾軍では、すでに採用試験をパスし、制式銃となっています。
まとめ
いかがでしたか?
ヒーロー達が使う拳銃をよく知ることで、より一層そのキャラクターへの理解を深められるかもしれませんよ。
ではまた!