こんにちは、トドちゃんです!
世界には今にも動き出しそうな、リアルすぎる彫刻が存在します。
この記事では【世界のリアルすぎる彫刻】を写真付きで紹介していきます!
職人技!世界のリアルすぎる彫刻
①サン•セヴェーロ礼拝堂

イタリアのナポリにあるサン・セヴェーロ礼拝堂に展示されている1750年代にジェノバの彫刻家が製作した作品です。
パッと見ただけでは像にアミをかけた珍しい作品?と思いきや、これはなんとすべてが彫刻です!
▼柔らかそうに見えるアミまでもが大理石でできてます。

1700年代の歴史家Giangiuseppe Origliaは、この見事な技巧を「大理石の彫刻が目指しうる最後の試練であり、最も苦しい試練でもある」と評しており、18世紀から現代に至るまで、数多くの訪問者を魅了し続けています。
②ヴェールに包まれた謙遜

アントニオ•コラディーニ氏の「ヴェールに包まれた謙遜」という作品。
全てが大理石でできていますが、本当に布をかけているように見えます。

アップで見ても、肌に張り付く布の質感がリアルです。
③宮本武蔵のサンドアート

2017年に台湾で行われたサンドアートの世界大会で優勝した「宮本武蔵」の砂像です。
作成者は日本人の保坂俊彦さん。
畳の目や刀の細部に至るまで、非常に丁寧に作り込まれています。
これが砂でできているなんて信じられませんね。
④ブダペストの靴のオブジェ

ハンガリー•ブダペストの国会議事堂近くのドナウ川沿いにある「靴の歩道」です。
大小60の銅製の靴が無造作に並んでいます。
ブダペストが犠牲者に敬意を表して制作し、「矢十字党に撃ち殺されてドナウ川に投げ込まれた犠牲者のために」と記された記念碑があります。
ヴェールに包まれたキリスト像

1753年に制作された「ヴェールに包まれたキリスト像」です。
イタリア•ナポリのサン•セヴェーロ礼拝堂に展示されています。
すべてが大理石からできていますが、その驚異的なディテールから「本物の布に覆われていたものが時間をかけてゆっくりと大理石に変化した」という伝説があるほどです。
⑤瞳を閉じた女の子

中国のアーティストYuan Xing Liang氏による、粘土でできた作品です。
幾何学的な建造物や植物、生き物など、細かな造形にご注目ください。
⑥ビキニ姿の女性の後ろ姿

CGでレンダリングされたように見えますが、実はこれ、木でできています。
Peter Demetz氏の作品。
あまりにもリアルすぎて、その彫刻の周りの風景や心情まで想像してしまいます。
⑦木彫りの熊

これは、カナダ在住の彫刻家、河野守行氏の作品です。
制作初期段階に書いてある線は、彫り進めていくと消えてしまうので、正確な位置を掘り続ける技術と感性はまさに天才です。
僕は二次元の熊すら描けないので、本当にすごいとしか言いようがありません。
▼河野守行氏のInstagramアカウント
https://www.instagram.com/mkcarving/
まとめ
いかがでしたか?
どの作品も、本物と見間違ってしまうようなリアルさがあったかと思います。
次回も皆さんの気になることを、かゆいところに手がトドくように紹介していくので、お楽しみに!