こんにちは、トドちゃんです!
ニュースで「芸能人の○○がコカイン使用の疑いで逮捕」などと耳にすることがありますよね。
映画「スカーフェイス」で主演のアルパチーノが大量のコカインを摂取しているシーンを見たことがある方も少なくないかと思います。
しかし、実際に「コカイン」について知っている人は少ないのではないでしょうか?
この記事では、コカインの原料や効果を詳しく解説していきます!
※当記事では違法薬物関連の情報を発信していますが、薬物の所持・使用を推奨するものではありません。日本ではコカインの所持や使用は法律により固く禁じられています。絶対にコカインを使用しないでください。
そもそもコカインってなに?

「コカイン」とは、南米原産のコカの木の葉っぱを原料とした薬物で、見た目は白い粉末だったり無色の結晶だったりします。
無臭で苦味があり、「麻薬及び向精神薬取締法」で麻薬として規制されています。
粉末状のコカインを重曹と混ぜて化学的に処理して作られた黄色、桜色、白などの結晶状のものは「クラック」と呼ばれています。
クラックはコカインの中でも強力かつ危険な種類で、純度が75%〜100%と通常のコカインよりずっと強力です。
コカインを使うとどうなる?効果や副作用は?
コカインの摂取方法
通常コカインの使用者は、
- 粘膜摂取(歯茎に塗り込む)
- 吸引(鼻から吸い込む)
- 静脈に注射する
などの方法でコカインを体内に摂取しています。
では、コカインを摂取すると一体どうなってしまうのでしょうか?
短期的な影響
コカインは、強烈な「ハイ」の状態を短時間引き起こします。
しかし、「ハイ」は長くは続かず、せいぜい20〜30分くらいで、すぐにひどい憂鬱感や神経過敏、そして薬物の渇望といった状態に変わります。
この「ハイ」の状態を具体的に言うと、何事も恐れないような自信に満ちあふれ、感覚が覚醒して、世界の頂点に立っているような気分になるのだとか。
長期的に乱用すると・・・
コカインを長期的に乱用すると、上で述べたような短期的な影響に加え、神経過敏、情緒不安定、不安感、妄想や幻聴といった影響を引き起こします。
薬物全般に言えることですが、繰り返し使用していると薬物に対して耐性ができてしまい、同じ「ハイ」の状態を得るためにさらに多くの分量を必要とするようになります。
コカイン乱用者の中毒症状
特徴的な症状
コカインの特徴的な症状は、皮膚の下で小さな虫がはい回るような感覚に襲われる「皮膚寄生虫妄想」という恐ろしいものがあります。
この症状がひどくなると、皮膚と筋肉の間に虫が走る感覚がして、皮膚が裂けて血まみれになってもかきむしったりするようになります。
コカイン中毒者の末路
コカインは精神的な依存度がメタンフェタミン(覚醒剤)の次に高いとされており、効き目が切れた時(切れ目)の憂鬱感はハンパじゃないそうです。
このつらい離脱症状から逃れるためにまた薬物を摂取する、という負の無限ループに陥ります。
さらにはコカインの効き目への耐性もできるため、自ずと中毒者の薬物使用量は増加します。
そしてコカインを手に入れるためにはなんでも、殺人や強盗さえ犯しかねない、というところまでひどくなることもあります。
もし中毒者がコカインを入手できなければ、ひどい憂鬱状態になり、自殺してしまうこともあります。
「一部の中毒者だけでしょ?」と思うかもしれませんが、これは決して大げさな話ではありません。
コカインを取り締まる法律と罰則
医療従事者が特定の外科手術において局所麻酔用として使用するといって正当な目的のために使用することは許されていますが、嗜好品としてのコカイン使用は「麻薬及び向精神薬取締法違反」の罪で逮捕されます。
使用・所持・製造、輸入・輸出、譲り受け・譲り渡し・・・全部違法です。
インターネットなどではコカインがさまざまな隠語で違法に取引されており、若者が遊び半分で手を出してしまったりするケースもあるようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は冗談抜きで恐ろしいドラッグ「コカイン」について紹介しました。
おもしろ半分だとか興味本意で手を出して割に合うものではありません。
一回手を出すだけで中毒に陥り、しかもその一回で死んでしまう可能性もありますので、まやかしの楽しい時間を何度か過ごすために一生を棒に振らないでください。
コカインに初めて手を出す時は、どんなひどいことになるかなんて何もわかっていないのです。
「新しいことをやってみたい!」と思った時にコカインを始めとする違法薬物にそんな値打ちはありません。
この記事を読んでくれたアナタはくれぐれも気をつけてくださいね。
ではまた!